ネステナーとパレットは、どのような組み合わせで使用されているのですか
ネステナーとパレットの役割
ネステナーの役割とふだんの使われ方
ネステナーとは、倉庫や保管庫で使用されている保管ラックや保管棚のことをいいます。
一般的にはパレットとセットで使用されています。
ネステナーには、さまざまな種類があります。
荷物を載せる格子状の部分が下に位置するネステナー(正ネステナー)や、逆に格子状の部分が天井に位置するネステナー(逆ネステナー)もあります。
正ネステナーの場合は、荷物によってはパレットを使う必要がありません。
倉庫内で、正ネステナーをそのままフォークリフトで移動させることができるため利便性が高いです。
一方、逆ネステナーの場合は、ひとつの逆ネステナーを用いて2段分の荷物を収納できる点がメリットです。
1段目にパレットを使用して荷物を収納し、格子状の天井部分を2段目として荷物を置くのです。
パレットの役割とふだんの使われ方
パレットとは、物流倉庫や海上コンテナ、トラックなどで荷物を載せるための台として使用されるものです。
物流業界ではもっとも使用されている設備といっても過言ではありません。
パレットは、板が2枚使用され、板と板の間には透き間が作られています。
そして、その透き間にフォークリフトの爪が差し込まれる形で、パレットは倉庫内などを移動されるわけです。
物流倉庫内や海上コンテナなどでは、パレット単独では使用されません。
広い空間を1段だけでしか荷物を置けないのは、空間の無駄遣いとなってしまうためです。
このため、ネステナーという保管ラックとセットでパレットは使用されています。
ネステナーを上部に積み上げていき、ひとつひとつのネステナーのなかにパレットを収納していけば、上部空間を有効活用して荷物を収納できるのです。
ネステナーのレンタル料金はどのくらいからなの?購入するのとどちらが得?
倉庫などにはなくてはならないネステナーですが、常備するのではなく一時的に必要な時もありますね。
そうした時にはレンタルの利用が一番です。
しかしレンタル費用がどの程度かかるのか、これも仕事上では大事なポイントになります。
レンタル料があまりに高い場合、購入したほうがお得ということもあります。比較してみることも大事です。
ネステナーを購入した場合の料金は
まず最初に、新品を購入した場合に金額から見ていきましょう。
新品の購入は平均的に、W1350 x H1750x D1200程度のサイズのもので、12000円程度が標準です。
中古の場合は、9000円前後が標準です。
どちらももちろん、購入場所によって差が出てきますが、大体このあたりと見て間違いありません。
ネステナーのレンタル料金は
レンタル料金は、これも業者によって差がありますが、大体1日50円程度から80円あたりになってきます。
となると、100日以上のレンタルの場合には、購入のほうが金額的にはお得ということにもなります。
しかし、倉庫内部などの状況がしばしば変更になるなどの場合には、買い替えなどのコストや手間を考えると、レンタルのほうが使いやすいということになります。
ネステナーのサイズなどにも変更が求められたりすれば、レンタルのほうが面倒なくしかもローコストで使用できるということです。
『ネステナーのレンタル料金はどのくらいからなの?購入するのとどちらが得?』のまとめ
ネステナーのレンタル料金はさほど高額と言うわけでもないので、頻繁に倉庫の状況が変化するような仕事内容なら、購入よりもレンタル利用をおすすめします。
それなりにサイズも重量もあるので、いちいち新規購入だと逆に手間ということもありますよ。
アドバタイズメント■ネステナー